お知らせ

自治体立優良病院表彰のご報告

 2010年8月に策定された光市病院再編計画のもとで、光市立大和総合病院の病院機能がそれまでの急性期医療から回復期医療と慢性期医療へと方向づけられました。職員の退職や医師不足のために病院運営が厳しい時期がありましたが、全職員が一丸となって公立病院として地域医療に貢献すべく努力して参りました。

 先日(2023年6月)、当院は自治体立優良病院表彰を受けました。この表彰は全国自治体病院開設者協議会と全国自治体病院協議会が行っているもので、地域医療への貢献度と経営の健全性をもとに選考されます。山口県には自治体立病院が16病院ありますが、過去20年間にこの表彰を受けたことがある病院は、他に光市立光総合病院のみですので、大変な名誉だと言えます。

 当院が優良病院とされる理由は、①当院の病院理念である「良質な医療を提供」していること、②他の医療機関・介護施設・行政と連携する事で地域医療の確保に貢献していること、③経営努力の結果として過去10年間に連続黒字を計上して来たこと、と理解しております。回復期医療や慢性期医療が中心の病院であっても、高い評価が頂ける様な病院になりたいと取り組んで参りましたが、当院が自治体立優良病院の表彰を受ける事は大きな喜びです。

 ご支援を頂いた市民の皆様や、ご指導いただいた行政に、深く感謝したいと思います。高齢化や人口減少が予測される中で、当院は光市や周南医療圏における公立病院としての使命を果たして行きたいと考えておりますので、今後とも宜しくお願い致します。

全国自治体病院協議会