療養病棟

安心・安全で質の高い医療の提供をめざしています

特徴

療養病棟は、急性期医療の治療を終えても、引き続き医療の必要度が高く、病院での療養が必要な患者さまを対象とした病棟です。

患者さまの対象疾患としては、脳卒中後遺症などの神経疾患・末期の癌・心循環系の疾患・肺炎などの呼吸器疾患などが多いです。医師・看護師などの多職種が、連携しながら、患者さま一人ひとりに合った医療が提供できるように努めています。

多職種カンファレンス

概要

病床数:159床(3病棟:中央2階病棟、中央3階病棟、中央4階病棟)

病棟スタッフ:医師、看護師、看護補助者をはじめ、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士等の多職種がそれぞれの役割を果たし、協働して医療・介護を行なっています。

治療

療養病棟では急性期病棟とは役割が異なり、人工呼吸器・血液透析・癌の積極的な治療・高度な手術・集中治療などを行うことは設備・体制上困難です。しかし、患者さまの状態に応じて合併症の治療などを行いながら全身機能の維持・回復を目指し、可能であれば、退院し自宅へ帰ることを目標としています。

当院では、とくに摂食嚥下障害・栄養管理・排尿自立・褥瘡対策を多職種のチームで積極的に取り組んでいます。また、すべての病棟に数名の認知症看護専門研修者がおりますので、認知症があり、徘徊・不隠など、見守りを必要とする患者さまには、その方らしさを大切にしたケアを提供しています。

このように療養病棟では、ワンチームとなって質の高い医療の提供に努め、患者さまが住み慣れた地域で生活することができるよう支援しています。